動きの速いパソコン、サクサク動くパソコンを手に入れる為には、パソコンの中の『CPU(シーピーユー)』という部品の性能がいいか、悪いかで決まりますというのを前回紹介しました。
『CPU』は、人間でいいますと『頭(頭脳)にあたる部分』ですので、パソコンを購入後、動作が遅いからといって、性能のいい『CPU』に交換する事という事が出来ません。
ですので、パソコンを購入する前の段階で『パソコンの仕様』の欄に書いてある『CPU』の数字が非常に大事です。
その『CPU』の数字をみて、「安いパソコンだけどこれは少し遅いパソコンかもしれない。」でしたり、「このパソコンは高いけど多分動きはサクサク動きそうだな。」というのが分かるようになります。
前回の記事の続きで、具体的に『CPU』の数字を、『CPU性能比較表』で見てみたいと思います。
サクサク動作の速いパソコンを選ぶには?
パソコンの『仕様の欄』をよく見ましょう!
以前、動きの速いパソコンを選ぶには『CPU』の性能の数字が大事というのをお伝えしましたが、実際に『CPUの数字』は、どのような感じで記載されているのでしょうか?
ちょっと二つのパソコンを実際比べてみようと思います。
下記はインターネット通販の『楽天市場』で、販売されているパソコンです。
両方とも、富士通のノートパソコンで、2017年夏モデル、画面の大きさが15.6型になり同じです。
しかし、金額が『88,000円』と『134,800円』と5万円近く違います。
どうしても安い方が気になってしまいますが、ここで問題はパソコンの動作速度です。
『CPU』の性能がどのくらい違うのか見て行きましょう。
実際のパソコン販売サイトの『仕様』の欄を見てみる
① 下記の販売サイトを確認しますと、パソコンの写真から3項目ぐらい下に『仕様』という欄があります。
そこに載っています『CPU インテル Celeron プロセッサー 3865U』 これが下記パソコンの『CPU』の数字です。
富士通 ノートパソコン FMV LIFEBOOK AHシリーズ AH42/B2 FMVA42B2W プレミアムホワイト 15.6型 2017年夏モデル【送料無料】【KK9N0D18P】 価格:88,000円 |
② 下記の販売サイトを確認しますと、こちらもパソコンの写真の4項目位下に『仕様』の欄があります。
そこのCPUの項目を見ますと『インテル Core i7-7700HQ プロセッサー』とあります。
富士通 ノートパソコン FMV LIFEBOOK AHシリーズ AH53/B2 FMVA53B2B シャイニーブラック 15.6型 2017年夏モデル【送料無料】【KK9N0D18P】 価格:134,800円 |
これで、二つのパソコンの『CPUの数字』が分かりました。
CPUの性能を確認する手順は?
安いパソコンと高いパソコンCPUの性能の差は?
二つのパソコンの『CPU』はこちらの種類になります。
① 88,000円のパソコン『インテル Celeron プロセッサー 3865U』
② 134,800円のパソコン『インテル Core i7-7700HQ プロセッサー』
この二つの『CPU』を『CPU性能表』で比べてみましょう。
私が良くお世話になっている『BTOパソコンミニ館』というサイトで非常に分かりやすくCPUの性能が確認出来ますので紹介致します。
CPU比較サイトでCPUの性能を比較してみる!
CPUの比較サイトでは、分かりやすく性能を数字化してくれています。
表の『ベンチマーク』と書かれたところの数字が大きい方がパソコンがサクサク動くという事になります。
ベンチマークの数字には『速度』の他に『消費電力』と『コストパホーマンス』の良さも数字化されていますが、とにかく簡単に考えて数字が大きければ良いもの、という事で比較しましょう。
では見てみましょう。
① 『インテル Celeron プロセッサー 3865U』
② 『インテル Core i7-7700HQ プロセッサー』
結果は、こうなりました~。
①の88,000円のパソコンの『CPUの性能』は『1814』
②の134,800円のパソコンの『CPUの性能』は『8979』
これだけ差があります!!
金額の高いパソコンの方が4倍くらい性能が高いのです。
見た目や型がほとんど同じパソコンでも、中身はこれだけ違うんです。
CPUの性能のギリギリのラインは?
さて、動きの速いパソコンを選ぶ為の『CPU』の数字を確認する所までは、わかりました。
そして、高いパソコンにはそれだけ性能の良い『CPU』が積まれているのも大体分かってきました。
それならば知りたいのは、ギリギリ許せる『CPUの性能』ですよね。
これは、私の個人的な意見で、実際使用してみてイライラまでいかず、ギリギリ許せた『CPU』の性能の数字を紹介します。
下記の前回の記事で『ギリギリ許せるCPUの型』は紹介しました。
ギリギリ許せるCPUは、こちらでした ↓↓
Core i7-2677M、Core i7-2637M、Core i7-2617M、Core i5-4302Y、Core i5-2557M
Core i3-5005U、Core i3-4158U、Core i3-4030U、Core i3-4025U、Core i3-2370M
A9-9410、A8-7410
上記のCPUの性能表の数値は『2602~2887』でした。という事はこのくらいのCPUの性能なら、立ち上がりはちょっと遅いですが、普通に使用する分には問題ないと思います。
普通に使用というのは、エクセル、ワード、メールソフト、インターネット、年賀状印刷、動画を見る、などなどの動作です。
あくまで個人的意見ですので、物凄くサクサクパソコンがいい方は、上記の134,800円クラスのパソコンをお勧めします。
そして、インターネットを楽しむくらいでしたら88,000円のパソコンでも問題ないと思います。
こんな感じで使用する用途によって購入するパソコンを選べれるようになります。
まとめ
今回は実際にCPUの性能の見方を紹介しました。
そしてCPUが選べれるようになりますと、仕様を自分で見ながら安くパソコンを購入する事が出来ます。
私は実際に下記サイトで、パソコンのCPUとかを自分で選んでギリギリ安くして購入しています。
その手順はおいおい紹介したいと思います。
まずは、次記事の『メモリとは?』の記事から紹介していきたいと思います。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
それでは、次記事も宜しくお願い致します。
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