Scratchで作るチャットボット!AIと会話できるゲームの作り方
近年、小学生から大人まで幅広い層に人気のあるプログラミング学習ツール「Scratch」。マウス操作でブロックを組み合わせるだけで、ゲームやアニメーションを簡単に作れるのが魅力です。この記事では、そのScratchを使って「AIと会話できるチャットボットゲーム」を作る方法を、初心者にもわかりやすく解説します。
1. なぜScratchでチャットボット?
Scratchはテキスト入力が必要ないため、小学生やプログラミング初心者でも直感的に開発が可能です。チャットボットの仕組みを学ぶことで、以下のスキルが身につきます。
- 会話の流れ(フロー)の設計力
- 条件分岐(if文)の理解
- 変数やリストの活用
- ユーザー入力の処理方法
2. 必要な準備
今回必要なのは、パソコンとインターネット環境、そしてScratchアカウントです。
- Scratch公式サイト(https://scratch.mit.edu/)にアクセス
- 無料アカウントを作成
- 「作る」ボタンから新規プロジェクトを開始
3. プロジェクトの基本構造
チャットボットゲームは大きく分けて以下の流れになります。
- ユーザーからの入力を受け取る
- 入力内容を条件分岐で判定
- 判定結果に応じた返答を表示
- 会話をループして継続
4. 会話の流れを設計する
まず紙やメモアプリで「質問」と「回答」のパターンを設計します。
例) ユーザー:「こんにちは」 チャットボット:「こんにちは!今日は何をしてたの?」 ユーザー:「勉強」 チャットボット:「えらいね!何を勉強してたの?」
5. Scratchでの作り方ステップ
ステップ1:キャラクターを決める
チャットボット役のスプライトを選びましょう。猫、ロボット、人間など自由です。
ステップ2:ユーザー入力を受け取る
「○○と聞いて待つ」ブロックを使い、入力されたテキストをanswer
変数に格納します。
ステップ3:条件分岐を設定
「もし ○○ なら」のブロックを使い、入力内容を判定します。
もし (answer = "こんにちは") なら 「こんにちは!」と言う
ステップ4:会話のパターンを増やす
複数の条件を追加して、自然な会話を実現します。
ステップ5:ループ処理
「ずっと」ブロックを使って、会話を繰り返す仕組みを作ります。
6. 発展的なアレンジ例
- 感情パラメータを作り、返答を変える
- ミニゲーム要素を会話に組み込む
- 画像や音声を追加して臨場感を出す
- 英語学習用チャットボットにする
7. SEO効果を狙った公開方法
作った作品はScratchの公式サイトに共有し、作品説明欄にキーワードを入れます。例えば:
「Scratch チャットボット」「Scratch AI 会話」「Scratch ゲーム作り方」など
8. まとめ
Scratchでチャットボットを作ることで、AIの基礎的な仕組みを楽しく学べます。さらに、ゲーム性を加えることでプログラミング学習がより魅力的になります。この記事を参考に、ぜひ自分だけのAIチャットゲームを作ってみてください。
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