ScratchでAIにチャレンジ!小学生にもできるかんたんプログラム
こんにちは!この記事では、「AI(人工知能)」ってなんだろう?と思っている小学生や、パソコンが初めての方にもやさしく、Scratch(スクラッチ)を使ってかんたんにAIのしくみを体験できる方法をご紹介します。
AIってなに?小学生でもわかる言葉で説明するよ!
AIとは、「人工知能(じんこうちのう)」のことです。人間のように考えたり、学んだり、答えを出したりするコンピューターのことをAIといいます。
たとえば、ゲームで敵がかしこく動いたり、スマートスピーカーが話しかけたことに答えたりするのもAIの力です。
Scratch(スクラッチ)ってなに?
Scratchは、ブロックを組み合わせてプログラムを作る無料のソフトです。むずかしいコードを書かなくても、カラフルなブロックを組み合わせるだけで、ゲームやお話が作れちゃうんです。
インターネットブラウザから「Scratch公式サイト」にアクセスすれば、すぐに使えます。
ScratchでAIって作れるの?
本格的なAIはPythonなどのプログラミング言語を使って作りますが、Scratchでも「AIみたいに見える動き」や「かしこく答えるキャラクター」を作ることができます。
さらに、「拡張機能」を使えば、音声認識や画像認識など、ちょっとだけ本格的なAIのマネもできちゃいます!
【ステップ1】Scratchにログインしよう
- まずは、Scratchのサイトにアクセスします。
- 「サインイン」からアカウントを作るか、ゲストでもOK!
- 「作る」をクリックすると、新しいプロジェクトがはじまります。
【ステップ2】AI風のチャットボットを作ってみよう
今回は、Scratchで「おしゃべりができるネコ型AIキャラクター」を作ってみます。
1. キャラクター(スプライト)を選ぼう
デフォルトのネコでもOK。好きなキャラに変更もできます。
2. 拡張機能「音声認識」を追加
- 画面左下の「拡張機能(+)」をクリック
- 「音声認識」や「翻訳」などのAIっぽい機能を追加
3. 簡単な会話を作ってみよう
ブロックを使ってこんなふうに設定します:
「こんにちは!」と言う
「あなたの名前はなあに?」と聞く
答えを「名前」という変数に保存
「ようこそ、」+「名前」+「さん!」と言う
これだけでも、なんとなくAIっぽくないですか?😊
【ステップ3】ちょっとレベルアップして、AIらしい判断を追加!
「もし〇〇なら△△する」という考え方を使って、AIのように判断させてみましょう。
たとえば:
もし「天気」と聞かれたら「今日の天気は晴れだよ」と言う
これを応用して、質問にこたえるキャラクターを作れます。
【ステップ4】AIで使うキーワードを覚えよう
- 入力:人がAIに言うこと(例:こんにちは)
- 出力:AIが答えること(例:こんにちは!)
- 判断:AIが選ぶこと(例:質問の内容によって答えを変える)
- データ:AIが覚える情報(例:名前や天気など)
【ステップ5】自分だけのAIキャラを作ろう
お話ができるキャラ、占いキャラ、なぞなぞAIなど、アイデアは自由!
作った作品は、Scratchのサイトで世界中の人とシェアもできます。
ScratchでAIを学ぶとどんなことができるようになるの?
Scratchを使ってAIの考え方を学ぶことで、将来Pythonや本格的なAIプログラミングにチャレンジするときの土台になります。
「もし」「そうでなければ」などの条件を考えたり、「データを使って判断する力」が自然に身につくのです。
まとめ:まずは楽しんでつくってみよう!
AIはむずかしいものではありません。Scratchなら、楽しくあそびながらその仕組みを体験できます。まずは「できそうなこと」から始めて、ゆっくりステップアップしていきましょう!
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