AIを使ったゲーム作り!Scratchでキャラクターを動かそう
Scratchってなに?
Scratch(スクラッチ)は、子どもでも簡単にゲームやアニメーションを作れるプログラミング言語です。ブロックを組み合わせて命令を書くスタイルなので、タイピングが苦手でも大丈夫!
AIってなに?Scratchで使えるの?
AI(人工知能)は、人間のように考えたり判断したりするコンピューター技術です。ScratchそのものにAIの高度な機能はありませんが、「AIのように動くしくみ」はScratchでも体験できます。
ゲームにAIのような動きを入れるってどういうこと?
例えば、次のような動きがAIっぽい動きです:
- キャラクターがプレイヤーの動きを予測して近づいてくる
- 障害物を避ける
- スコアによって反応を変える
準備しよう!Scratchでプログラミングするために
Scratchはインターネットで使えます。まずは公式サイト(https://scratch.mit.edu)にアクセスしましょう。アカウントを作ると、作品を保存できます。
実際にやってみよう!敵キャラが追いかけてくるゲーム
1. キャラクターを作ろう
- プレイヤーキャラ(ねこなど)をステージに追加
- 敵キャラ(モンスターなど)も追加
2. プレイヤーを動かすコード
イベント → 「旗が押されたとき」 制御 → 「ずっと」 → 動き → 「もし 上向き矢印 が押されたなら」 → 「y座標を10ずつ変える」 → (下・右・左 も同様に追加)
3. 敵がプレイヤーを追いかけるコード(AIっぽい)
イベント → 「旗が押されたとき」 制御 → 「ずっと」 → 動き → 「プレイヤーキャラ へ向ける」 → 動き → 「10歩動かす」
これで、敵キャラが自動でプレイヤーを追いかけるようになります。とてもAIっぽい動きですね!
もう少し高度なAI風の動きに挑戦!
- プレイヤーのスコアが高くなると、敵の速さが上がる
- ランダムに動きながら、一定時間ごとにプレイヤーを探す
- 迷路を抜けてプレイヤーに近づく(迷路処理)
こういった工夫を加えることで、ゲームの中のキャラが「考えて動いている」ように見えます。
ScratchでAIの基礎を学ぼう
AIは「データを学習する力」があります。Scratchでも、「もし〜なら」「変数を使って記録する」「繰り返して判断を変える」といった動きでAIの考え方を体験できます。
おすすめの拡張機能
- 音声認識(Googleの拡張)
- 画像認識(拡張ブロックでカメラの動きを使う)
まとめ
Scratchは小学生でもAIのようなしくみを楽しく体験できるすばらしいツールです。プレイヤーを追いかける動きや反応を変えるコードを作って、ゲームの世界で「考えるキャラ」を登場させてみましょう!
まずはブロックを動かして、楽しく学ぶところからはじめよう!AIの未来を作るのは、今日からのキミの一歩かもしれません。
コメント