1. パソコンの歴史
① パソコンはどこの国でできたのか?
- 世界初の電子式コンピューター ENIAC(エニアック) は、1946年にアメリカで開発 されました。
- その後、ヨーロッパや日本でもコンピューター技術の研究が進められました。
- パソコン(PC)の概念 は、1970年代にアメリカの企業が中心となり発展しました。
② パソコンができた経緯
- 戦争と計算機の発展
- 第二次世界大戦中、大量の計算を迅速に行うためにコンピューターが開発されました。
- 1940年代に、アメリカやドイツで機械式・電子式の計算機が研究されました。
- 商業利用への進化
- 1950年代に、企業向けのコンピューターが登場し、大型のメインフレームが主流となる。
- 1971年、インテル社が マイクロプロセッサ(4004) を開発し、小型化が進む。
- 1977年、Apple が Apple II を発売し、個人向けのパソコン市場が誕生。
- 1981年、IBMが IBM PC を発売し、現在のパソコンの基礎が確立。
③ なぜパソコンが作られたのか?
- 計算を速く行うため:最初のコンピューターは、大量の計算を素早く処理するために作られました。
- データ管理を効率化するため:企業や研究機関でのデータ管理の効率を高めるために発展しました。
- 個人や家庭での活用のため:1980年代以降、パソコンの価格が下がり、個人でも使えるようになりました。
- インターネットの普及による新たな可能性:1990年代には、インターネットの発展により、情報を簡単に共有できるツールとして普及しました。
2. パソコンの仕組み
① CPU(中央処理装置)
パソコンの 頭脳 にあたる部分。計算やデータ処理を担当し、性能の違いによって動作速度が変わる。
② メモリ(RAM)
作業中のデータを一時的に保存する。メモリが大きいほど、パソコンがスムーズに動作する。
③ ストレージ(HDD / SSD)
HDD(ハードディスクドライブ):大容量で安価だが、動作が遅い。
SSD(ソリッドステートドライブ):高速で静音だが、HDDより高価。
3. パソコンの進化と未来
- クラウドコンピューティング:データをクラウドに保存し、どこからでもアクセスできる。
- AI技術 の向上により、音声アシスタントや自動翻訳などが進化。
- 量子コンピューター など、新しい技術が研究されている。
まとめ
パソコンは、長い歴史の中で進化を続け、現在では生活に欠かせない存在となっています。基本的な仕組みを理解し、便利に活用しましょう!
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