自分だけのAIアシスタントを作ろう!簡単な会話ボットの作り方
「AIアシスタントを作ってみたいけど、難しいプログラミングは苦手…」
そんな方でも大丈夫!この記事では初心者でもできる簡単な会話ボットの作り方を、無料ツールやノーコードプラットフォームを使ってわかりやすく解説します。
自分だけの会話ボットを作れば、予定管理、お天気情報、雑談など、日々の生活がちょっと便利で楽しくなります。さっそくはじめてみましょう!
AIアシスタント・会話ボットとは?
AIアシスタントやチャットボットは、ユーザーの質問に対して自動的に答える「会話型AI」のことです。SiriやAlexa、Googleアシスタントなどが有名ですが、実は自分でも簡単なものを作ることができます。
会話ボットができること:
- ユーザーの入力に対して自動で返事をする
- 特定のキーワードに反応して案内や説明を行う
- 時間や日付に関する処理、簡単な計算も可能
ステップ1:どのツールで作る?初心者向け無料ツール3選
① Dialogflow(ダイアログフロー)
Googleが提供する無料のチャットボット作成ツール。ノーコードで使え、LINEやWebサイトにも組み込めます。
- キーワード(インテント)と返答(レスポンス)を設定するだけ
- 日本語対応&Google連携で拡張性も高い
- 音声認識やWebhook連携も可能
② Scratch(スクラッチ)
小学生にも人気のビジュアルプログラミング。拡張機能で会話風キャラを作れます。
- ブロックを並べて会話の流れを作成
- 条件分岐(if)や変数も活用可能
- 教育用におすすめ
③ Botpress
オープンソースで高度なチャットボットが構築できるプラットフォーム。GUI操作可能。
- プログラミングも可能だが、視覚的に操作できる
- ローカルでの利用やカスタマイズ性が高い
- ステップアップ向け
ステップ2:Dialogflowを使って会話ボットを作ってみよう
① アカウント作成と初期設定
- GoogleアカウントでDialogflowにログイン
- 新しいエージェント(AIボット)を作成
- 言語は「日本語」を選択
② インテントを追加
インテントとは、ユーザーの質問(意図)のこと。
- 例:「こんにちは」と言われたら「こんにちは!今日もいい日ですね」と返す
- ユーザーが入力する可能性のあるフレーズを複数登録
- ボットの返答メッセージを設定
③ テスト画面で動作確認
画面右側の「テストウィンドウ」で、実際に会話してみましょう。登録していない質問には返せないので、少しずつインテントを増やしていきます。
④ 応用:LINEやWebサイトへの組み込み
Dialogflowは、LINE、Facebook、Webチャットなどにも接続可能。Google Cloud Functionsを使えば拡張性は無限大です。
ステップ3:AIらしい動きを加えてみよう
簡単な会話に加えて、以下のような要素を追加すると「AIらしさ」がアップします。
- ユーザーの名前や好みを記憶する(変数)
- 時間や日付によって返答を変える
- Web APIと連携して天気予報などを返す
会話ボット作成のコツと注意点
✔ 会話をシンプルに設計する
複雑な分岐は避け、最初は「質問 → 答え」の1対1で設計しましょう。
✔ ユーザーが想定外のことを聞くことも想定
未登録の質問に対しては「すみません、よくわかりません」と返すなどの処理を用意すると丁寧です。
✔ 小さな機能から徐々に追加
まずは自己紹介ボット、次に天気を答えるボット…と順を追って拡張するのがおすすめです。
まとめ:会話ボットは自分だけのAIアシスタント!
難しそうに見えるAIアシスタントも、ツールを選べば誰でも作ることができます。まずは簡単な挨拶ボットから始めて、少しずつ機能を増やしていきましょう。
「ありがとう」と言ってくれるボットができたときの感動はひとしおです。
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