はじめてでも安心!パソコンで作るかんたんAIプログラム入門
「AIってよく聞くけど、どうやって作るの?」「パソコンで何か作ってみたいけど、むずかしそう…」
そんなあなたのために、この記事では初心者でも安心して始められるAIプログラムの作り方をやさしく解説します。
パソコンがあれば、プログラミングが初めてでも、自分だけのAIを体験できます。無料のツールを使って、少しずつAIの世界をのぞいてみましょう!
AI(人工知能)ってなに?
AI(エーアイ)とは「Artificial Intelligence(人工知能)」の略で、人間のように考えたり、覚えたり、判断したりできるコンピューターのことです。
身近なところでは、こんなAIがあります:
- スマホの音声アシスタント(Siri、Googleアシスタントなど)
- 動画サイトのおすすめ機能
- スマートスピーカーに話しかけると返事してくれる
実は、私たちの生活の中で、すでにAIはたくさん活躍しているんです!
AIプログラムってどんなことができるの?
AIを使ったプログラムには、いろんな種類があります。
✔ 画像認識
カメラの映像を使って「これは犬?それとも猫?」と判定するAIです。
✔ 音声認識
話しかけた言葉を聞きとって、文字に変換したり返事をしたりします。
✔ 会話ボット(チャットボット)
「こんにちは」と話しかけると「こんにちは!今日はいい天気ですね」と返してくれるAIです。
✔ 自動翻訳や文章生成
言葉を他の言語に変換したり、文章を作ったりするAIです。
パソコンでAIプログラムを作るために必要なもの
まずは、必要な道具をそろえましょう。
【パソコンの基本スペック】
- OS:Windows10以降、またはmacOS
- メモリ:8GB以上(推奨)
- インターネット接続
【あると便利】
- Webカメラ(画像認識を試すとき)
- マイク(音声AIを使うとき)
おすすめ!初心者向けのAIプログラム体験ツール
① Teachable Machine(ティーチャブルマシン)
Teachable Machineは、Googleが提供する無料ツールです。
画像や音声をAIに学ばせて、リアルタイムで認識できるプログラムが作れます。
できること:
- カメラで写した「もの」や「動き」を見分ける
- マイクで聞き取った声を判断する
- 自分の動作でプログラムを動かす
プログラムを組む必要はなく、マウス操作だけでOKです。
② Scratch(スクラッチ)+拡張機能
Scratchは、小学生にも人気のプログラミングツールです。
ブロックを組み合わせるだけで、「キャラがしゃべる」「会話ボットを作る」といったAI風の動きが作れます。
Scratchでできること:
- チャットボット風のキャラクター作成
- セリフを記憶して返事を変える
- 条件分岐や変数を使って学びの幅を広げる
③ PythonでかんたんなAIを体験(中級者向け)
「もう少し本格的にやってみたい!」という方には、Pythonというプログラミング言語を使ったAIプログラムがおすすめです。
初心者向けの例:
# キーワードで返事するAI(Python)
user_input = input("こんにちは!話しかけてね:")
if "天気" in user_input:
print("今日は晴れだよ!")
else:
print("ごめん、それはまだわからないよ。")
このように、「言葉を理解して返す」しくみを作ることができます。
AIプログラム作成のステップ
- 作りたいことを決める(例:画像を見分ける、会話する)
- 学習させたいデータを準備する
- ツールを使ってAIに学ばせる
- テストをして、思った通りに動くか確認する
最初は小さなことでも、体験を重ねることでレベルアップできます!
AIプログラムに挑戦するメリット
- 論理的に考える力が育つ
- コンピューターの仕組みにくわしくなれる
- 未来の仕事に役立つスキルが身につく
- 自由研究や発表にもぴったり
まとめ:まずは「やってみる」がAIの第一歩!
AIプログラムは、むずかしいと思われがちですが、今では初心者でも使えるツールがたくさんあります。
まずは「どんなAIを作りたいか」を考えて、Teachable MachineやScratchなど、かんたんに体験できるツールから始めてみましょう。
プログラミングの世界は、楽しみながら学べる「未来への入口」です。
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