簡単なAIを作ってみよう!小学生でもできるプログラミング入門
AIってなに?
AI(人工知能)は、人間のように考えたり学んだりするコンピュータプログラムのことです。身の回りにあるスマートフォンのSiriやGoogleアシスタント、YouTubeのおすすめ動画機能もAIが使われています。
Pythonとは?
Python(パイソン)は、1991年にオランダのプログラマー、グイド・ヴァン・ロッサム(Guido van Rossum)が開発したプログラミング言語です。Pythonは簡単なコードで書けるため、初心者にもおすすめされています。
Pythonでできること
- AI(人工知能)を作る
- ゲームを開発する
- データを分析する
- Webサイトを作る
- ロボットを動かす
Pythonのコードの基本
Pythonのコードはとてもシンプルです。例えば、「こんにちは」と表示させるには、次のように書きます:
print("こんにちは")
簡単なAIを作ってみよう!
では、Pythonを使って簡単なAIを作ってみましょう。次のコードは、ユーザーの名前を聞いて、挨拶をするプログラムです。
name = input("あなたの名前は何ですか?") print("こんにちは、" + name + "さん!")
このコードの説明
input()
は、ユーザーからの入力を受け取るための関数です。print()
は、画面に文字を表示する関数です。- ユーザーが入力した名前に「こんにちは」と付け加えて表示します。
PythonでAIを作るには?
Pythonを使うと、AIに機械学習を教えることもできます。機械学習とは、AIがデータから学習して成長する技術です。例えば、以下のようなコードで簡単なAIを作れます。
from sklearn.linear_model import LinearRegression import numpy as np # データの準備(勉強時間とテストの点数) X = np.array([[1], [2], [3], [4], [5]]) # 勉強時間 y = np.array([50, 60, 70, 80, 90]) # テストの点数 # AIの学習 model = LinearRegression() model.fit(X, y) # 予測(6時間勉強したら何点取れる?) predict = model.predict([[6]]) print(f"6時間勉強すると、予想される点数は{predict[0]}点です。")
このコードの説明
- 勉強時間とテストの点数のデータを用意します。
LinearRegression()
を使ってAIに学習させます。- 「6時間勉強したら何点取れるか?」をAIに予測させます。
まとめ
Pythonは、簡単にAIを作ることができるプログラミング言語です。小学生でも基本を学べば、AIプログラミングを体験できます!ぜひ、PythonやScratchを使って、自分だけのAIを作ってみてください。
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